おすすめ度: ★★★★★ 中華系のギラギラした感じが楽しめる高級寿司!
こちらのお寿司屋さんを簡単に紹介するならば、豪華食材をがっつり使った「贅沢なお寿司」といえるでしょう。織部や日向、Taka by Saiou(寿司さいとう)など日本人の大将が日本と同じスタイル・嗜好で営む寿司屋と違って、Sushi RYUのお寿司は一言で言えば外国風で「派手」。要はギラギラ。
というのもオーナーが日本人ではなく超お金持ちのマレーシア人の方。日本人じゃないからだめだ!と言ってるのではなく、日本人とは違った視点で、トリュフは大きいしキャビアはふんだんに使う、といった贅沢なお寿司を楽しむことができます。僕はここのお寿司はここなりの特徴があって大好きです。
王道のお寿司を好む方からすると、高級食材をふんだんにつかったこのお寿司は邪道かもしれません。ですが、これはこれで海外ウケするでしょうし、味は確かに美味しいので、僕は結構好きです。海外の高級寿司だからこういうのを食べられる、とも思っています。
オーナーは地元のメガカンパニーの親族
こちらのお店のオーナーさんは、KLに住んでいる人は皆さんご存じ、ベルジャヤタイムズスクエアの社長さんの娘さんで、こちらも大手企業ナザ・グループの息子さんと結婚された、なんとかさんという方だそうな。名前は忘れた笑。
まあとにかく、地元マレーシアの、我々と桁が2~3こ違うレベルの大金持ちが作ったお寿司屋さんです。観衆として日本人シェフが携わっているそうですが、カウンターに立つ職人さんもマレーシア人だったりと、マレーシア発のお寿司屋さんです。一見すると日本のお寿司と何も変わりませんが、細部で派手さを感じることができます。ってことで見ていきましょう!その派手さを!
まずはランチから。この寿司ランチ凄く美味しい

ランチはディナーに比べリーズナブルとはいえ、結構なお値段がする。予約せずに行ってみたら入れたことは入れたけど、カウンターも満席でテーブル席しか座れなかった。今回のはABURI寿司ランチ。高級食材たっぷりのギラギラ寿司。
- 和牛のあぶり
- キャビアのせボタンエビ
- チーズきんめだい
- えんがわあぶり
- トリュフサーモン
- さわらチーズ
- うにのせカツオ
- めんたいかじき
だったかな。。。しばらく前なので忘れた。。。ほとんどのお寿司が1種類じゃなく2種類以上のコラボレーション。ギラギラしてる。

シンプルを追求している寿司職人さんからすると、トリュフ寿司とかあかん、下品や、とか言われそう。でも美味しいからしょうがない。

これはもう贅沢に乗せすぎね。でも食材が喧嘩しなくて美味しいのよ。

どうせなら、いくらわかめ乗せカツオとかにして、サザエさん一族のこどもたちを表現してほしい。

こんな感じ。派手だけど食材同士がうまくマリアージュしてて、かなり美味しかったです。なかなか日本では見られないお寿司かと思います。
寿司 龍(Sushi Ryu)のランチメニュー&料金
メニューはこちらから見ることができます(公式サイト)。今回頼んだのは桔梗のABURI SUSHI セット。
Sushi Ryuには、4つのランチコース(松、百合、桔梗、藤)があるようですね。

ディナーはおまかせコースがおすすめ
Sushi Ryu のおまかせ(Omakase)ディナーは2種類。リーズナブルな梅(UME:RM279)と本格的な桜(SAKURA:RM579)があります。今回は高い方のUMEコースを頼んでみました♪ アラカルトも行けると思います。


桜コースはこんな感じ♪
ランチが派手だったので、ディナーはどんだけギラギラなんだ!?と期待していたのですが、豪華でもちろん美味しかったのですが想像してたほどはあまり派手ではありませんでした。随所にギラギラ感がでてRYUらしい逸品がでてきましたが、全体的には王道のお寿司って感じでしたね。もっと突き抜けてほしいw

派手ではないと言いましたが、一品目はこれ笑。日本の和食屋さんだとトリュフこんな使わない・・・よね笑? サユリとトビッコと薄切りトリュフ3枚も! 外国はトビッコ大好きですよね。僕も好きですが、ここは、いくら×トリュフを試してみたかったです。潮の香りと森の香りのコラボ。想像つきません。味がしっかりしているイクラではなく、あえてトビッコにしたのかもしれませんね。食感重視で。

二品目の前菜は生牡蠣!Oister!ポン酢で日本の和食と同じ感じでしたが、生牡蠣はほとんど外国では食べないようにしてるので貴重だった!

ミル貝は、 Geoduck(ジョーダック)と英語で言うらしく、最初は分かりませんでした。マレーシアでも有名らしいです。お隣はキスのお造り。食用菊なので食べられます。お皿も可愛い^^

きたきた、RYUらしいお寿司!!ヌードルも日本人が好きな醤油的な味付け。綺麗に巻かれて、その上にほぐしたカニと、キャビアとラベンダーの花びらが!この、弾力がある細麺ヌードルだけでも美味しかったけど、塩気があるキャビアそカニがすごくアクセントになってて美味しかった!僕の中でベストオブRYUかもしれない。

ここはイクラにしてほしかったなー。でもこの茶碗蒸しもだしがしっかりしてて美味しい。上品な感じするね。ぺろぺろっと制覇。
ってことで前菜終了。次からお寿司になります。

はい、握りスタート。握ってくださるのはマレーシアの若き大将。しゃりもしっかり握られてるけど、口の中に入れるとふわぁとお米が分解されて口の中に広がってく。いい握り方。それを連れのマレーシア人に説明すると感動してた。

綺麗なマグロ。包み方も綺麗だな~。

大トロうまい。どこ産かとか聞いてないけど。うまい。

かわいい。普通に美味しい。でもRYUならもっとギラギラしてほしい。織部だと、ウニ&カニ&いくらだぞ、イカでいいのか? ま、いっか。

普通に美味しい。

たぶんヒラメのえんがわ。あぶるとめちゃ美味しいですよねぇ。ササッとあぶったえんがわ大好きです。美味しい。

アナゴはあまり有名ではないらしく、うなぎみたいなの、と説明すると分かってくれました。この穴子、僕の出身の長崎の対馬産だったらいいな。対馬産のアナゴは有名で美味しいです。もっと身がプリプリだから違うかな。シェフは忙しそうだったのであまりお話しできませんでした。残念。
ってな感じでラストはこれ。

ホタテは英語でScallops。のり美味しいねぇ。醤油で煮込んでいると思うんだけど味付けも完璧。マレーシアの人は濃い味付けが大好きだけど、濃すぎずしっかりした味できちんと和食街道まっしぐら。うまい。
ただ、何度も繰り返すがRYUには王道を行かないでほしい笑。醤油の香りと、これに例えばオリーブオイルなんか垂らして、のりと醤油とオリーブオイルの香りでホタテを楽しむみたいな想像できないチャレンジをしてほしい笑。

これまた王道。ゆずシャーベット、抹茶もなか、きなこもち。普通に美味しい。きなこじゃなくてトリュフを削ったやつを入れてほしい。・・・予算オーバーか。。
でも、きなこは美味しいですね。きなこが何か分かっていなかったので説明したのだが、Soy Pouder と表現してみたが、roasted soybean flour というとより伝わるらしい(Google情報w)。
という感じでディナーのご紹介でした。RYUらしいギラギラしたオリジナル料理もちらほらありつつ、王道の和の道を進む品もあり、とても楽しく美味しいコースでした。あざます!
以上。終了。
んで、この後、隣にあるBar Shakeで一杯だけ飲んで帰ったんですが、このバーに行くのも隠し扉みたいで楽しい。

ここからしか入れないHidden Bar!?と思ったが、通路側からだと普通に入れます。 ちぇっ笑。ただ、RYUでお食事をした後に、この隠れ扉からBarにはいると、龍のが天に上がっていくかのごとくテンションも上がっていくこと間違いなし。
と、こんな感じで、ランチ・ディナー・隠れバー、とRYUを楽しんできたわけですが、何と今年の11月に同じ系列で高級天ぷら屋さん「天まさ」もできたみたいなので、次はこちらに行ってみようと思います♪
【追記】行ってきたので今度紹介します。
SUSHI RYU(龍)
Facebook: https://www.facebook.com/sushiryumy/
HP: http://ryu-sushi.com/
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