マレーシアの首都、クアラルンプールには国際空港が2つあります。そのうち、エアアジア専門の空港KLIA2からクアラルンプール中心部への行き方や料金などをまとめてご紹介しています。※ANAやJALなどはKLIA1またはM(メイン)ターミナル、と呼ぶのでご注意を※
結論から言うと
- 安さ重視ならバス
- 複数人・利便性ならGrab またはタクシー
- KLセントラル付近に行きたいなら鉄道(KLエクスプレス)
て感じでしょうか。
1、Grab(グラブ)
僕はいつもグラブです。最安プランで65リンギット。空港から目的地まで直接Door to Doorで行けるので便利。
Grab(グラブ)とは東南アジアで最も使われている配車アプリです。アメリカで言うUber(ウーバー)と同じく、個人の車やタクシーとマッチングできちゃうのでマレーシア居住の日本人はほぼ100%使ってるでしょうし、旅行者でも使えたらかなり便利です。初心者には少し抵抗あるかもしれませんね。アメリカのウーバーと違いかなり平和だと思います。
早さ、便利さ、ならGrabが一番便利です。料金は4つの方法の中で一番高くて65リンギット。
メリットは目的地まで65リンギット(1700円ほど)で直接行けることや、余計な手続きや手間が不要なことでしょう。英語話せなくてもOK。あとはアプリ上でクレカ決裁も可能なこと。一台あたりの値段なので、2人以上だと割り勘するとかなり割安。おすすめは10リンギット追加してGrab Plusにすると綺麗な車を利用できます。プレミアや6seaterにすると150リンギットくらいになりますが、日本車やBMWとかになるのでVIPをお迎えするときはグレードアップしても良いでしょう。
デメリットは渋滞の時間帯だと超混む、合流できるか少し不安。バスよりは高い(最安プランで65リンギット)、初めてだと使い方分からないといったとこでしょうか。
※渋滞はKL中心部で、17時~19時くらいかな。あとは金曜の午後とか、出勤時間帯(9時前後)もやばい。
ビジネスマンの方であれば、日本ではタクシー業界保護のため普及していない「ライドシェア」という最新ビジネス、世界の常識の体感、時間の節約といった理由から、是非とも使ってみてほしいところです。
KLIA2のGrabの乗り場
2020年にルール変更して、乗り場はFloor 1のDoor5に決まっています。到着してから出口直前のファミリーマートの隣のエスカレーター(坂道くだるやつ)から下に行くと分かるかと思います。高速バスやチケットタクシーと同じフロア(1階)のDoor5です。 グラブアプリで車が近づいてくると外に出れます。
2、KLエクスプレス
次にご紹介するのが、鉄道。マレー鉄道が運営するKLエクスプレスです。料金は終点のKLセントラルというとこで、55リンギット。KLセントラルというオールドタウンエリアにある終点の駅です。日本でいう東京駅みたいなとこです。
ここはツインタワーがあるKLCCエリアやブキビンタンエリアからは少し離れています。なので、そこに行きたいならKLセントラル駅からさらにタクシーや電車などで移動しなければいけません。僕はKLCCに住んでるので、鉄道は使ってません。乗ってみたいので数回つかったくらいです。
メリットとしては、渋滞の時間帯でも影響されずほぼ正確にたどり着ける(1時間くらい)。乗り方が簡単。鉄道は旅行してる感がある。たいした景色ではないが、他の乗り物よりは景色が楽しい。
デメリットは2人以上だと一番高い交通手段になってしまう。KLセントラル駅からまたさらに移動が必要。など。
KLセントラルに行きたい人、一人の人、以外は利用しなくて良い気がします。
3、高速バス
最も安い手段(12リンギットほど)が高速バスで、クアラルンプール以外にもジョホールバルやクランなどマレーシアの主要ポイント各地へ行けます。
乗り方が分かりにくいわけでも時間がかかりすぎるわけでもないので、料金を節約したい方はかなりおすすめです。
メリットはとにかく安いこと。大抵は12リンギ。料金はバスによって変わる気がしますがどうなんでしょ。ぼったくられることはないのでチケットカウンターの言われるがママ払ってください。あと、景色はただの高速道路ですが、雰囲気的に車内は旅感やローカル感を感じられますよね。1時間くらいなのでそんなしんどくもないはず。
デメリットは上の2つの手段に比べて時間がかかること。出発が30分遅れることは多々ある。特に渋滞の時はしんどいです。また、行き先によってはバス停から目的地までまた移動が必要になるかもしれない点もデメリットですね。KLセントラル付近にホテル取ってる人はおすすめです。他国に比べて少ないかもしれませんが、車内ではスリに合わないように注意しておきましょう。
4、チケットタクシー
タクシーは2通りあります。1階の公式窓口からタクシーチケットを買って乗れる信頼あるタクシーと、出口でキャッチしてくる一般タクシー。今回は前者のチケットタクシーについて。
目的地まで直接行きたいけどGrabが使えない、という方向け。料金もグラブより高いし車内もそんなに綺麗ではない場合が多いので、グラブを使えるならグラブが絶対ベターです。バスやグラブと同じく1 floor のタクシーカウンターで予約できます。
前者のチケットタクシーは、料金は乗車人数によって変わる謎システム。僕が聞くと毎回、1人85リンギット、2人で150リンギットとのことでしたが、時間帯で変わるのかな?そんな感じ。グラブが使えるならグラブを使わないメリットがひとつも思い浮かびません笑。。
5、一般タクシー、一般車
次に、一般タクシー。個人タクシーとか白タクとか。初心者にはおすすめしないけど慣れてる人にとっては以外とメリットが少なくなく、たまに優良な出会いがあるのが、空港の出口のところで待ってる白タクっぽい人たち。
KLIA2の出口付近、特にファミマ横のとこは多いです。
僕はグラブで65リンギットなのを知ってるので、グラブで65だけど?と言うと皆さん、去っていきます。大抵の場合、100リンギットくらいとグラブより高い値段を欲してるみたいです。
ただ、たまに65リンギでいいよと言う人もいます。グラブだと空港に来るまで10分くらい待つ必要がありますが、この白タクさん達は一般人のフリをして、しれーと空港の出口の目の前に車を止めてるのですぐ乗車できるのがメリット。
汚くて臭い車は嫌なので僕は車を見せてもらうようにしてますが、綺麗な車の場合もあります。グラブだとプレミアクラスの6シーターの場合もあります。普段はタクシーやグラブできちんと仕事してる人だったりもします。
今のところ、ぼったくりなどにあったこともそういう話に聞いたこともありませんので、慣れてる人にはおすすめです。僕も責任持てないので、初心者さんは念のためやめといた方が良いでしょう。
てことで、メリットは、待たなくてすぐ出発できる、と言う点。値段は65リンギットだとラッキー。100リンギット払えばすぐ出発できるし、余計な手続き不要。
ちなみに、フィリピンやベトナムの場合は僕は一般タクシーはおすすめしません。ぼったくりとか多くないですか??マレーシアは比較的安全な気がします。女性にとっては違うのかな。。。
以上、KLIA2からクアラルンプール市内に向かう方法5つまとめてみました!ご参考ください!
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